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妊娠・出産で、私の乾癬はどう変わった?

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妊娠で、乾癬はどう変わった?

出産して1年が経過した今、妊娠中や産後の乾癬の変化で私が経験したこと、反省などをシェアさせていただきます。少しでも参考になれば幸いです。

私は妊娠する前、妊娠・出産が乾癬の症状に影響を与える可能性について聞いたことがあったので、自分もなにかしら影響を受けるだろうと、ドキドキしていました。

そして結論から言うと、私は妊娠中に症状が改善し、出産後は悪化しました。

あくまで個人的な例になりますが、妊娠中に手足にあった症状がきれいになり、お腹が大きくなるにつれて、お腹に少し症状が現れたくらいでした。体の中が変化してるのが肌からも分かって、面白いなと思ったのを覚えています。幸いつわりもほとんどなかったので、大きくなっていくお腹を楽しみながら、ふだん通りの生活を送っていました。

産後、突然の症状悪化

問題は、産後でした。

出産を終えてホッとし、授乳や子供の世話で乾癬のことも考えられないほど忙しい日々を過ごしていた頃、産後2週間くらいで、胸のあたりに小さな赤い発疹がポツポツあるのを見つけました。その時は8月で暑かったので、「汗疹(あせも)になったのかな?」と楽観的な私(笑)。

元々私は尋常性乾癬を患っていたのですが、その時に乾癬と疑わなかったのは、いつもの症状とは違ってかなり小さな点状の発疹だったからです。


汗疹のわりに痒みがひどいなと思っているうちに、だんだん患部が広がり、小さな点状の発疹がつながって、大きな赤い発疹に変化していきました。見たことのある発疹。その時にようやく、乾癬の症状だと気づいたのです。

すぐに皮膚科の先生に診てもらいたかったのですが、2時間おきの授乳、診察の待ち時間、そして睡眠不足による体力の限界…。いろいろなことを考えると、なかなか受診する一歩がでませんでした。


手持ちの塗り薬をそのまま塗っていいのか。また、患部の場所が場所なだけに、授乳時にステロイドが子供に触れてしまったり、口に入ってしまったらどうしよう…。そんな不安も日に日に大きくなり、夫の協力も得て、ようやく皮膚科に行くことにしました。

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産前に相談しておくべきだったと後悔

先生から言われたのは、いつもの「尋常性乾癬」から、一部が「滴状乾癬」という形に変わったのだろう、ということでした。ただ、形が変わったからといって、治療法を何か変えないといけないというわけではないとのこと。先生には「また頻繁に来るの大変でしょう」と、塗り薬を多めに処方してもらい、安心して帰ることができました。

これは私の反省ですが、出産前に事前に主治医に産後のことについても相談しておくべきだったと思います。出産前は、出産の痛みを乗り越えられるかということで頭がいっぱいで、産後の乾癬の症状がどうなるかまで想像できていませんでした。

ただでさえ産後は体のあちこちが痛み、また寝不足で心身共に疲労困憊になります。もちろん全ての人に共通するわけではありませんが、乾癬が悪化することも十分にあり得るかと思います。悪化してもすぐに受診が難しいかもしれないので、これから出産を迎える方には、事前に主治医に相談しておくことをおすすめします。

母親になっても、自分の心身のケアを忘れない

産後はとにかく子どものことで精一杯で、自分のことは全て後回し。それが母親のあるべき姿だと思っていましたし、気づけば自然とそうなっていました。

スキンケアも疎かになっており、初めての育児によるストレスや睡眠不足も重なって、気づけば私の肌は過去一番悪化していました。さすがにまずいなと思い、しっかりと薬を塗ること、夫がいる時は一人でゆっくりお風呂に入るなど、少しずつ自分の体も気に掛けるようにしていきました。

以前こちらの記事にも書いた通り、母になっても自分の体と心をいたわることは大事だと感じています。

今でも子供の世話と自分のケアのバランスを取るのに苦戦していますが、肌の症状が悪化してきたら「最近自分の機嫌は取れてるかな?」と確認するようにしています。乾癬の症状が体のシグナルだと思っているので、赤信号(=肌の症状が悪化)がでたら、「休まないと!」と子供と一緒にお昼寝するようにしています。溜まっている家事?それは一旦、未来の自分に託しています(笑)

妊娠・出産と乾癬についての便利な情報

以上が私の体験談になりますが、最後にこれから妊娠を考えている方や、出産を控えている方に有益なガイド・情報をご紹介します。妊娠や出産について不安や疑問のある方は、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

奥瀬正紀

奥瀬正紀

睦月山羊座の O 型です。乾癬とは 20 年と少しのお付き合いです。 お勤めはすでにリタイアしていますが旧職場の仲間たちとは今でもときどき交流を図っています。 地域でのつながりも大切と考えて数年前から地元でボランティア活動にも参加しています。 患者団体の活動で知り合った仲間やお世話になっている方々も私にとって大切な人たちです。 病気を持ちながらの人生ではありますが、たくさんの人たちとかかわれていることはとても幸せだと感じています。 当ウェブサイトのメンバー紹介もあわせてご参照ください。

角田洋子

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添川雅之

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山下織江

1男1女の母。七夕生まれ。空を眺めるのが好きすぎて、気象予報士の資格を取得。温泉も大好きで、学生時代は乾癬を治したい一心もあり、 温泉宿に長期住み込みバイトをした経験も。少し人見知りですが、外へ出かけて新しい世界に触れるのが大好きです。 最近は、ヨガを毎日コツコツ続けています。走るのが好きでしたが、関節炎の症状が出てからは、街や自然の中をのんびり歩くのがお気に入りです。  こちら のプロフィールも、よろしければご覧ください。

柴崎弘之

人との出会いを大切にしながら、患者会や学会をきっかけに全国を訪れることも楽しみの一つです。イベントやSNSなどを通して、乾癬への正しい理解が少しずつ広がり、患者さんが安心して笑顔で過ごせる社会を目指して情報発信を続けています。旅行やドライブが好きで、新しい景色やおいしいものとの出会いも楽しみの一つ。実は、いちごが大好きで、旬の季節にはつい食べ過ぎてしまうのは内緒です。

鈴木由香里

北海道生まれ、山形県在住。男子4人の怒涛の子育てが終わり、現在は夫と愛犬とのまったり暮らし。愛犬あずきとのアニマルセラピー活動、趣味のヴァイオリン演奏やバロック音楽鑑賞、ハンドメイドを楽しんでいます。着物でお出かけも大好き。乾癬性関節炎や併存疾患のため不自由もありますが、諦めるのは最後に、と決めてまだまだできることを模索中。

今井梨紗子

大阪出身。就職をきっかけに奈良へ移り住み、気がつけばもうすぐ10年。奈良の暮らしにすっかり魅了され、毎日鹿を眺めながら癒やされています。2025年に第一子を出産し、現在は育児に奮闘中です。最近の楽しみは、子どもが寝たあとの貴重なひとり時間です。乾癬とは子どもの頃からの付き合いですが、長い間症状を隠して過ごしてきました。その反動もあってか、今は乾癬について積極的に発信する側になりました。よろしくお願いします。

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