「知ってもらうことが、いちばんの救い」清野705(せーのなおこ)さんが描く漫画「乾癬になりました」
【画像提供:清野705(せーのなおこ)|イラストとマンガ(@SEINO705)さん】
イラストレーター・漫画家として活躍されている清野705(せーのなおこ)さんが、ご自身の乾癬の体験を描いた漫画「乾癬になりました」を公開されています。昨年2025年の世界乾癬デー(10月29日)に合わせてX(旧Twitter)に投稿されたこの漫画は、大きな反響を呼びました。今回、当協会からもぜひ多くの方に知っていただきたく、ご紹介させていただきます。
物語は、黒い服に落ちるフケを見て「デザイン気に入ってたのに…」と悲しむ清野さんの姿から始まります。傍らには「すてるモノ」と書かれた段ボール箱。「私は黒い服が着られなくなった」という一文とともに、乾癬という病気が生活にもたらす変化が静かに、そしてまっすぐに伝わってきます。
漫画では、清野さんが患う尋常性乾癬のしくみや症状を、皮膚の断面図を使ってわかりやすく解説。さらに、2021年、コロナ禍と育児のストレスの中で発症したときの経緯や、黒い服が着られない・アルコール消毒液が皮膚に染みるといった日常の困りごと、周囲の視線への不安なども描かれています。感染症ではなく人にうつる病気ではないことにも触れられており、乾癬について知らない方にも自然と理解が広がる内容になっています。
漫画は清野さんの公式サイトで全編を読むことができます。
「乾癬になりました」を読む(清野705さん公式サイト)
世界乾癬デーに投稿されたこの漫画は、インプレッション数が100万を超え、「いいね」は6,000件以上を集めるほどの反響がありました。当協会の公式Xアカウントも、共感の思いをコメントで伝えています。
投稿への引用コメントには、「乾癬という病名を初めて知った」「知人にも同じような症状の人がいたかもしれない」といった声が多く寄せられていました。あまり知られていない病気だからこそ、当事者が経験を言葉と絵にして届けることの意味の大きさを感じさせます。
反響の大きさから、複数のメディアでも取り上げられ、清野さんご本人へのインタビューも行われました。詳しいインタビューはこちらからお読みいただけます。
清野さんは漫画の中で、「私たち乾癬の患者にとって、知ってもらうことが一番の救いです!」という言葉で締めくくっています。この一言は、当協会が大切にしている想いともまさに重なるものです。
見た目の変化から誤解や偏見を受けやすい乾癬という病気について、当事者ご本人の実体験を通じて発信していただいたことは、多くの方にとって病気を知るきっかけとなり、また同じ症状を持つ方にとっては「自分だけではない」という安心にもつながったのではないかと思います。私自身も乾癬の当事者として、黒い服を選べなくなった経験や、周囲の視線に不安を感じた経験には、覚えのあるものばかりでした。
当協会も、清野705さんの発信に心から敬意を表するとともに、今後も乾癬という病気の正しい理解が広がるよう、活動を続けてまいります。

奥瀬正紀
睦月山羊座の O 型です。乾癬とは 20 年と少しのお付き合いです。 お勤めはすでにリタイアしていますが旧職場の仲間たちとは今でもときどき交流を図っています。 地域でのつながりも大切と考えて数年前から地元でボランティア活動にも参加しています。 患者団体の活動で知り合った仲間やお世話になっている方々も私にとって大切な人たちです。 病気を持ちながらの人生ではありますが、たくさんの人たちとかかわれていることはとても幸せだと感じています。 当ウェブサイトのメンバー紹介もあわせてご参照ください。
角田洋子
テキスト
添川雅之
テキスト

山下織江
1男1女の母。七夕生まれ。空を眺めるのが好きすぎて、気象予報士の資格を取得。温泉も大好きで、学生時代は乾癬を治したい一心もあり、 温泉宿に長期住み込みバイトをした経験も。少し人見知りですが、外へ出かけて新しい世界に触れるのが大好きです。 最近は、ヨガを毎日コツコツ続けています。走るのが好きでしたが、関節炎の症状が出てからは、街や自然の中をのんびり歩くのがお気に入りです。 こちら のプロフィールも、よろしければご覧ください。

柴崎弘之
人との出会いを大切にしながら、患者会や学会をきっかけに全国を訪れることも楽しみの一つです。イベントやSNSなどを通して、乾癬への正しい理解が少しずつ広がり、患者さんが安心して笑顔で過ごせる社会を目指して情報発信を続けています。旅行やドライブが好きで、新しい景色やおいしいものとの出会いも楽しみの一つ。実は、いちごが大好きで、旬の季節にはつい食べ過ぎてしまうのは内緒です。

鈴木由香里
北海道生まれ、山形県在住。男子4人の怒涛の子育てが終わり、現在は夫と愛犬とのまったり暮らし。愛犬あずきとのアニマルセラピー活動、趣味のヴァイオリン演奏やバロック音楽鑑賞、ハンドメイドを楽しんでいます。着物でお出かけも大好き。乾癬性関節炎や併存疾患のため不自由もありますが、諦めるのは最後に、と決めてまだまだできることを模索中。

今井梨紗子
大阪出身。就職をきっかけに奈良へ移り住み、気がつけばもうすぐ10年。奈良の暮らしにすっかり魅了され、毎日鹿を眺めながら癒やされています。2025年に第一子を出産し、現在は育児に奮闘中です。最近の楽しみは、子どもが寝たあとの貴重なひとり時間です。乾癬とは子どもの頃からの付き合いですが、長い間症状を隠して過ごしてきました。その反動もあってか、今は乾癬について積極的に発信する側になりました。よろしくお願いします。
乾癬患者・家族の方へ
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