【登壇報告】第20回学術大会 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会(2026年6月6日、7日)
2026年6月6日(土)~7日(日)の2日間、東京にて開催された「第20回学術大会 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会」において、当協会の奥瀬正紀が大会長企画「患者から見た現医療制度とジェネリックバイオシミラーへの期待と課題」に登壇し、「乾癬治療におけるジェネリック医薬品・バイオシミラー」という演題で講演を行いました。講演では、乾癬治療においてジェネリック医薬品・バイオシミラーは患者の医療費負担の軽減に貢献できる治療選択肢ではありますが、まだまだ使用率が低いこと、さらなる普及に向けて患者だけでなく医療提供者への教育・啓発も不可欠であることなどをお話ししました。
※写真左から、舟越亮寛先生(大会長・座長)、奥瀬正紀、木村浩一郎さん、門永登志栄さん、平田一耕先生(座長)
一般社団法人日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会は、ジェネリック医薬品、バイオシミラーの普及啓発を目指すことを目的として2003年9月に発足した学会ですが、第20回を迎えた今大会において、産官学民のさらなる連携を深め、医薬品の安定供給を始めとする医薬品にかかる諸課題に関する政策研究、政策提言と実現を目指す学会へと方向転換しました。
そこで、今大会において、特に慢性疾患の患者視点でのジェネリック医薬品やバイオシミラーへの期待など、患者の生の声を聴く機会として大会長企画が企画されました。
大会長企画では、公益社団法人日本リウマチ友の会の門永登志栄会長とNPO法人IBDネットワークの木村浩一郎副理事長からも「リウマチの治療薬と医療費について~患者の立場から~」、「IBD患者から見た生物学的製剤・バイオシミラー選択の課題‐治療変更に伴う不安と、安心して治療を選択するための支援の必要性‐」という演題でそれぞれご講演がありました。
門永会長のご講演では、ジェネリック医薬品における「同一性」やバイオシミラーにおける「同等性・同質性」は、それらの有効性・安全性が先発品やバイオ先行品と差がないことを保障する科学的な根拠ではありますが、それが直ちに「患者の安心」につながるわけではないこと、木村副理事長のご講演では、治療変更においては変更前のていねいな説明も重要ですが、変更後にどのようなフォローやサポートがあるのかという情報の方がむしろ重要であることなどについてお話がありました。
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