【開催報告】「乾癬キャラバン in 鹿児島」~乾癬をもっと知って、もっと話そう~ (2026年2月22日)
2026年2月22日(日)に、イオンモール鹿児島にて、「乾癬キャラバン in 鹿児島」を開催いたしました。ショッピングモール内という開かれた場所での開催となり、患者さんやご家族はもちろん、お買い物の途中に立ち寄ってくださった一般の方など、多くの皆さまに乾癬について知っていただく機会となりました。
会場では、乾癬に関する資料配布やアンケート調査を行い、足を止めてくださった方々に病気の特徴や治療の現状についてご紹介しました。
患者さんやそのご家族だけでなく、「(乾癬ではないけれど)皮膚のトラブルを抱えやすい」「会社の同僚が乾癬である」「保育士として皮膚疾患のある子どもに関わっている」「看護師として患者さんと接している」といった方々も訪れ、それぞれの立場から「乾癬についてもっと知りたい」と冊子を手に取ってくださいました。

「同じ治療をしている患者さんと一度話しをしてみたかったんです」「乾癬性関節炎の方と直接話す機会がなかなかなくて・・・」参加してくださった患者さんからは、そんな声も聞かれ、交流の時間を和やかに過ごしていただきました。
同じ疾患であっても、症状や経過、治療の選択は一人ひとり異なります。だからこそ、当事者同士の対話は大きな安心感や気づきにつながります。地域の中で、乾癬について気軽に話せる場をつくることの重要性を、改めて感じる機会となりました。

鹿児島乾癬友の会の相談医の先生方にご協力いただき、皮膚の無料相談も実施しました。乾癬に限らず、皮膚症状に悩みのある患者さんやご家族が訪れ、医療機関とは異なる、よりリラックスした環境で、治療や症状に関する不安、生活上の悩みなどが共有されました。一般の方にとっても、安心して相談できる機会として活用いただきました。
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会場では、「乾癬認知度投票」を実施しました。認知度投票(計305票)の結果、「まったく知らない」が154票(約50%)と最も多く、依然として乾癬の社会的認知が十分とはいえない現状が明確になりました。
「名前を聞いたことがある」と回答した方は84票(約28%)で、その多くはテレビやSNSなどで見聞きしたことがあるという段階にとどまっていました。一方で、「どんな病気か知っている」と回答した方は67票(約22%)にとどまり、疾患の内容まで理解が及んでいる割合は限定的であることが分かりました。
また、「名前のみ」や「まったく知らない」と回答した方からは、「うつる病気ですか?」という質問が多く寄せられ、誤解や情報不足が依然として存在している実態も浮き彫りになりました。一方で、投票をきっかけに説明に耳を傾けてくださる方も多く、地域での継続的な啓発活動の必要性と、その意義を改めて実感する結果となりました。

今回の「乾癬キャラバン in 鹿児島」は、鹿児島乾癬患者会の皆さまと共に開催いたしました。準備段階から多大なご協力いただき、当日も地元の患者会の皆さまの積極的な声かけにより、多くの方に足を止めていただくことができました。また、相談医の先生方3名にもご参加いただき、地域に根ざした患者会と医療者の連携が、啓発活動の大きな力となりました。
本イベントは、地域でつながりを広げ、乾癬を「もっと知って、もっと話せる」社会を目指す第一歩となりました。今後も各地でのキャラバン開催を通じて、乾癬とともに生きる人が孤立しない社会づくりに取り組んでまいります。
ご来場くださった皆さま、ご協力いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
乾癬患者・家族の方へ
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