【論文発表】患者中心の乾癬治療結果(アウトカム)指標に関する予備的調査研究
乾癬治療における患者中心の治療結果(アウトカム)に関する国際研究プロジェクト(PsoVOSプロジェクト)の予備的調査研究に関する論文が2026年2月に公表されました。本研究には、当協会の奥瀬正紀がIFPAボードメンバーとして参加し、本論文の共著者となっています。
乾癬患者は、単に皮膚の症状だけでなく、日常生活や精神的は健康、さらには併存疾患(合併症)を含むその他の健康問題にも影響を受けることが少なくありません。そのため、乾癬の疾病管理をよりよいものにするためには、患者にとってどのような治療結果(アウトカム)がもっとも重要か、そしてそれをどのように測定または評価すべきかについて、医師と患者が合意する必要があります。
PsoVOS(Value-based Outcome Set for Psoriasis)プロジェクトは、患者にとっての価値に基づいた乾癬治療における結果指標の開発と臨床への導入に関するベルギーのゲント大学皮膚科とIFPA(International Federation of Psoriasis Associations)の国際共同研究プロジェクトです。
このプロジェクトは次の3段階で構成されています:
本予備的調査研究から「患者関連アウトカム:18項目」と「患者経験に関する項目:2項目」からなる改訂版アウトカムセットが提案されました。
この患者中心のアウトカムセットが臨床に導入されれば、世界中の患者と医療従事者が乾癬治療において患者にとって真に重要な点に焦点を当てられるようになります。これにより生活の質を向上させ、よりよい治療成果を達成し、乾癬患者の個別化された疾病管理を支援する一助となるでしょう。
論文はこちら(英語のみ)
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